生活の一部を支援する障害年金

うつ病になった時に生活の助けてくれる支援制度

うつ病になると働く事ができなくなるため、生活費を稼げなくなってしまいます。そんな時に役立つ支援制度が、障害年金です。身体障がい者になってしまったり、精神障がい者になってしまった人が申請すると、お金を受け取る事ができるようになります。国民年金か厚生年金保険料をしっかり払っている人ならば利用可能な制度です。障害年金には、障害基礎年金と障害厚生年金があります。自営業などで個人で働いている人は障害基礎年金を、会社に勤めている人は障害厚生年金を利用するのが一般的です。ただし、障害厚生年金の保険料を納付している間に障がい者になった場合は、障害厚生年金だけでなく障害基礎年金も受け取る事ができる点が特徴です。

障害年金を受け取る前にチェックする事

障害年金を受け取るには、病院で診察してもらう必要があります。お医者さんに診断書を書いてもらった後は、年金手帳や住民票などの必要な資料を用意しなければなりません。年金事務所や年金相談センターに行って、年金請求書を記入する必要もあります。申請までの手続きを自分で行う事はできますが、確認しなければならない項目が多いのが難点です。必要な書類の数も少なくないため、需給まで時間がかかる点に注意しなければなりません。初診から一年六か月が経過しないと障害認定日にならないという事も頭に入れておいてください。その他、年金の納付状況を確認するのも忘れずに行う必要があります。未納の期間が多いと障害年金を受け取る事ができません。